2021/03/25(木)
【やってはいけないシニア世代の資産形成#013】シニア世代には株式投資から債券投資への見直しも必要。
人生100年時代といわれる中で、元気に長生きできるように「健康寿命」を延ばすことが意識され、そのために好きなことができるように「資産寿命」も延ばす必要があるといわれています。
とはいえ、資産運用で失敗しては元も子もありません。
このシリーズでは、本当にあったシニア世代の失敗事例を取り上げ、やってはいけなかった行動と、解決の手段を紹介します。
シニア世代になると株式投資のようなハイリスク・ハイリターンな投資にどの程度の資金を振り分けるかは悩みどころです。資産形成世代と違ってある程度まとまった資金が手元にあり、これからの支出も限られている場合は資産を増やすことよりも、減らさないことを重視するべきです。
資産を増やす目的なら「株式投資」、安定した運用成果を求めるなら「債券投資」というのが定説です。年齢と共に、資産配分の比率を考えながら投資を検討することが重要となってきます。
人生100年時代といわれる中で、この「資産配分の比率」を決める簡単な計算方法が以下の通りです。投資資金のうち、株式へ振り分ける最大比率の参考となります。
「株式投資の最大比率=100-年齢」
「債券投資の比率=100-株式投資の比率」
もちろん人によっては、「株式投資だけで充分」、「相場に振り回されたくないので債券投資だけでいい」、「そもそも運用には手を出さない」という意見もあるかと思います。
普段の生活や将来的に必要な資金は人それぞれですが、人間ですので年齢とともに判断力が低下していくことも念頭に置きながら、シニア世代には年齢に伴った投資やお金の付き合い方を考えておく必要があります。
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