ある日以前担当させて頂いていた方と偶然お会いする機会があり、子どもほど年の離れた私に対して仰いました。
「久しぶりだね。実は申し訳ないけど、君が転勤した後で色々あってさ。取引を全部他社ですることにしたんだ。君の時は良かったんだけどね。またいつか帰ってきてよ。その時はまた君に任せるから。」
ここまで自分を信頼して下さる方の期待に応えられない、そんな自分自身に正直疑問が出てきました。ふと転勤の挨拶をする時に、会社で長いお付き合いをして下さっているお客様から「また担当者が代わるのか？」と言われた言葉を思い出しました。確かに大切な資産を預かる担当者が何年か毎に変わってしまっては、その度にお客様への提案が途切れたり、変わったりしてしまう。それでいいのか？という疑問が膨らみました。
そして私にはもう一つ、どうしても気になっていることがありました。私たちはお客様に信頼をして頂き、目に見えない金融商品を購入して頂いていました。それはつまり自分ではなく、お客様にリスクを取って頂いて初めて取引が成立します。「提案した本人が途中で担当者ではなくなっていいのか？」「会社からの販売予算を背負って本当にお客様第一で提案が貫けるのか？」これらの疑問を解決し、お客様の期待に応えるために私は独立する決意をしました。

最初はどうすればお客様のお役にたてるのかを考えていました。次にどうすればお客様の期待以上に応えることができるのかを考えました。そして今はお客様の人生に寄り添うためにはどうすればいいのかを考えています。
考え続けた中で、独立系金融アドバイザー（IFA =Independent Financial Advisor）こそがこの思いを形にすることができると感じ、私はIFA法人リーファス株式会社を設立致しました。社名のリーファス（ReFAs）には、リテール（Retail）と呼ばれる皆様一般の投資家に対して、一生涯にわたって資産のお手伝いをする者たち（Financial Advisors）という意味を込めております。
私たちは、お客様を第一に考え、お客様の未来に貢献し、お客様の生涯のパートナーとなる会社です。